知ってほしい、「抜け毛」「薄毛」の症状あれこれ
一口で「抜け毛」「薄毛」と悩んでも、実際にはいくつかのタイプがあることを知っていますか?
髪の毛が抜ける原因は、女性ホルモンの減少や、血行不良など生活習慣にいたるまで体の健康を損なう要因とほぼ同じです。
※ホルモンバランスについてはこちらで詳しく紹介されています。
具体的な症状
では「抜け毛」「薄毛」の具体的な症状を挙げてみましょう。
まず女性が髪の分け目を見て、「薄くなってきたかな?」と気付く程度の薄毛がもっとも多く、髪全体がまんべんなく抜けて起こる「びまん性脱毛症」と言われるものです。
これに似たもので「分娩後脱毛症」というのがあります。
これは妊娠後期までは女性ホルモンが増加傾向にあり髪の毛は成長期を維持しています。
しかし出産後はホルモンの分泌が元に戻ろうと変動するために、その影響を受け髪の毛は一斉に休止期に入ってしまい、通常よりも多く抜け落ちるという仕組みなのです。これは私も経験しました。
抜け毛の多さに気付いたというよりも、半年後にありえない程の新しい髪の毛が、ピンピンと生えてきた時に気付いたのです。「分娩後脱毛症」でよかった(笑)
他には「牽引(けんいん)性脱毛症」があります。
別名ポニーテール脱毛とも呼ばれていて、毎日同じように髪をきつく縛ることで、その部分が抜けやすくなり起こる症状です。そういえば私の娘も5年近くほとんどポニーテールで、最近ようやく短く切ったのですが、前髪をおろしていた部分と縛っていた部分がきれいに分かれています。
時間はかかるでしょうけど、自然になじんでいくことを願います。
そしてみなさんよくご存知だとは思いますが、「円形脱毛症」と言われるものです。
これは過度のストレスからなると思っていませんか?けど実際は、科学的根拠がないそうです。
しかしこれは自己免疫疾患の一つで、なんらかの原因で自分の毛根が敵と見なされ、毛根がリンパ球に攻撃されることで髪の毛の製造がストップしてしまう状態です。
ストレスによる科学的根拠がないとはいえ私の知る限り、大きな悩みや問題を抱えた女性が「円形脱毛症」になったことは確かです。
あとは、頭皮の炎症で起きる脱毛症に「脂漏性脱毛症」と「ひこう性脱毛症」があります。
毛根からの皮脂が過剰に分泌され、頭皮に炎症が生じて抜けてしまうのが「脂漏性脱毛症」です。
それとは逆に頭皮の皮脂をシャンプーなどで取り過ぎてしまい、毛穴がフケなどで塞がれ、炎症を起こしたりして髪の毛が成長出来ない状態を「ひこう性脱毛症」と言います。
抜け毛の症状はさまざまです。でも原因はどれもどこかに共通点があります。
自分がそうである、そうなった時のために知っておくといいですよ。
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