女性ホルモンと髪の毛
髪の毛に異常が出る、例えば抜け毛や薄毛になる要因はいろいろあります。
ここでは加齢に伴う、女性ホルモンと髪の毛の関係についてお話したいと思います。
※ホルモンバランスの乱れについて詳しくはこちらへ
年齢と共に
「ツヤが無くなった」
「髪の毛が細くなった」
「パサつきが目立つ」など、
どれもこれも気が付いたらそうだったということありませんか?
もちろん毎日のヘアケアや、パーマやカラーリングによって起こることでもあります。
女性ホルモンは卵巣から分泌されるホルモンで、よく知られているのが卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)の2つです。
これらは30代に入ると徐々に減少し始め、髪の毛に限らず、お肌や体力の衰えが始まります。
髪の毛に関係するのはエストロゲンの方で、加齢によって崩れていくホルモンバランスが髪の毛にも表れるということです。
ここで一つ思い出したことがあります。上の娘が4年生の時、長く伸ばした髪を毛先だけカットしてもらおうと美容室に行きました。ツヤツヤでハリもコシもある綺麗な髪の毛のはずが、根元から10センチほどが微妙に細かく縮れているではないですか!毎朝髪を結いあげる時になんとなく気付いてはいました。
美容師さんの話によると、ホルモンの状態に変化が出てくると(要するに、娘の体つきに変化が出てきたことを含め)一時的に髪の毛にそういった現象が表れるとのことです。
小学生なのに白髪があるのを見たことありませんか?
(特に男の子。短髪なので目立ちます。)
これもホルモンが関係しているというのです。もちろんそうでない場合もあります。
あれから1年半ほど経った今は、あの頃のような縮れは無くなっています。
あれは娘の成長がメキメキと変化していくスタート地点だったように思います。
子どもですら見せるホルモンの影響が、大人に無いわけがないと思いませんか?
女性ホルモンの分泌が最もピークを迎える20代は、さすがに髪の毛の状態も良好と言えるでしょう。
30代に入ると、出産などでの変化もありますが、うねりが出てくるという変化が…。
確かにその年代から自分も含め、周りの女性たちが同じように「髪がうねる!」と言っていた気がします。
これは、髪の毛が乾燥しやすくなりパサつきが原因だそうです。
そして40~50代になると、向かい訪れる更年期を境に髪質は悪くなり、閉経を迎えるとさらに問題は大きくなって、白髪や薄毛で悩む年代になります。
60代より後は、頭皮の乾燥も加わって、より深刻になっていきます。
これはあくまでもホルモンの減少、加齢による状態です。
すべての人がそうである訳ではありません。
個人差はかなりありますから、自分がどうであるかを考える目安になれば幸いです。
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