忍び寄る「薄毛」
「気が付いたら…」「えっ!うそ!!」と、普段目にしない頭のてっぺんや、分け目が目立つなど、薄くなった気がした瞬間はありませんか?
加齢による薄毛はじわりじわりと起きるので、気付きにくいと思われます。
「薄毛」ということは、確実に以前はあったであろう髪の毛が抜け落ちて薄くなる場合と、髪の毛が細くなり量が減ったと感じる場合があります。
前者の「抜け毛」による場合は、ヘアサイクルが乱れ、生え替わりのシステムがうまくいってないことで起こるのだろうと思います。
では、この「抜け毛」の原因を探ってみましょう。
女性の抜け毛(薄毛)は、男性の抜け毛(薄毛)とはメカニズム自体に違いがあります。
男性の場合、男性ホルモンの影響で起こることがほとんどです。閉経後の女性にも女性ホルモンが減ることで、男性ホルモンのほうが活発化して同じような症状が出ることもあるそうです。
「抜け毛」の原因としては、やはり加齢による女性ホルモンの乱れ(減少)が密接に関係していますね。
「抜け毛」の原因は他にもあります。
健康状態で言えば、血行不良です。
頭皮の血流が悪くなると、結果的に酸素や栄養、ミネラルが不足して髪の毛の成長に支障をきたします。
血行不良にはさまざまな要因があり、例えば過度なストレスがホルモンバランスや血流に影響を与えるなど、他には食生活の乱れや睡眠不足、運動不足などの生活習慣によって起こるものがあります。
血行不良によって起こる場合は、むしろ身体にも異常があると考えてもおかしくはありません。
血液は体中に流れていますから、生活習慣を整えることは第一に考えたいものです。
「抜け毛」は外的な刺激によっても起こります。
紫外線による日焼け、過剰なヘアケアによる頭皮のトラブルなどです。
ヘアケア用品が自分に合わないとか、過剰に皮脂を洗い流してしまうことでの頭皮トラブルは、意外に気付かないものです。ハリやコシ、ボリュームそしてツヤツヤな髪の毛を手に入れるためのものではあるけれど、肝心な髪の毛をつくってくれる頭皮(毛根)にとっては、必要のないことだったりします。
髪が生えることは、畑で野菜を作るときに化学肥料や農薬を使って、きれいな野菜を作るのと似ています。頭皮を土壌と考えれば、化学物質を使わず、体の中から栄養をもらって、自らうるおいに満ちた髪の毛を生やすことのほうが自然ですよね。
余談ですが、実際の畑には化学物質を与えることで、土の中のミネラル分が減っているそうです。もちろんそこで育つ野菜はオーガニックの畑のものと比べると、ミネラルが充分ではないようです。
頭皮を荒らすことが「抜け毛」に大きく影響することを知ってください。
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